今日は面白そうな「UNIQLO TODAY」の企画に参加するため、懐かしの漫画のお話をちょっと。
私が子どもの頃にもっとも夢中になった漫画は「あしたのジョー」。
貧乏なチンピラにすぎなかった矢吹丈が泪橋を渡り、東京の下町で丹下段平との出会うところから物語がはじまる。自分も昭和の東京生まれだから、今見ても漫画の中のシーンがとても懐かしく感じられてとても新鮮。なんか同じように昭和の時代を描いた映画「Always」のような感じかな?
そして、サチやタロウとかの子どもを引き連れ、いろんな事件を起こし、高等特等少年院(だったかな?)に入り、そこでジョーの人生を決定づける「力石徹」と「白木ようこ」との運命の出会い。ジョーは力石を倒すため、段平の指導を受けることになるのだが、ここであの有名な「明日のためにその1」から始まるボクシングの道。
ストーリーの約半分はこの力石との因縁の対決のストーリーが展開。ジョーは少年院を出て、ボクシングのライセンスを取得し、実績を積み、いよいよ力石との対決。力石の必殺カミソリアッパーとジョーの両手ぶらり戦法の一騎打ち。対決は、力石の勝利なのだが、試合の序盤に力石がダウンした際、後頭部をロープに強打したことによる脳内出血で死んでしまうのだ。この事件によりジョーは力石の亡霊に取り憑かれ、相手のテンプル(こめかみ部分)を打てないボクサーになってしまう。
この力石の亡霊を取り払ってくれたのが、私が一番好きなキャラ世界ランカーの「カーロス・リベラ」だ。南米ベネズエラ出身のカーロスも昔はジョーのようなチンピラで、その素質を見抜いたロバートに拾われボクシングの世界でその素質が花開く。本当にジョーと同じような境遇だ。
この似たもの同士の「地位も名誉も関係ない」男同士の戦いがこの漫画の一番の見所だと思う。試合でリングアナウンサーが言った、めちゃくちゃな試合だけど「綺麗だ」の一言が印象的(ちょっとニュアンスが違ったかもしれない)。
この後、カーロスは世界チャンピオンのホセ・メンドーサと世界タイトルマッチに挑む訳だが、白木ヨウコのところで速報を聞いたジョーがまたショックを受ける。「カーロスが1Rで負けた!」これには、一番好きなキャラだっただけに、自分も本当にショックを受けた。
ジョーは宿敵ホセを倒すため、アジアチャンピオンの金龍日を倒し、世界タイトルマッチの資格を得る訳だが、この試合だけは、ジョーの負け試合だったな。結果は勝ちなんだけど、ジョーが頭から出血したせいで、金が「親殺し」のことを思いだし、発作に見舞われたから勝ったようなもの。実際、この金は本当に強かったと思う。
ほどなくして、またショックなシーンがある。あの陽気で元気だったカーロスが登場するのだ。「元気だった」と過去形なのは、このカーロスがパンチドランカーで廃人になってしまっていたからだ。
白木ヨウコがジョーの異変に気づき、ドクター・キニスキーにジョーを診断してもらうのだが、一度目の診断では「健康」と診断されたものの、以後の試合などで再診断した結果、ジョーもパンチドランカーになっていることが判明する。それも重度の。。。ショックだ。
そして舞台はいよいよラストのホセとの世界タイトルマッチに。控え室で白木ヨウコが「好きだったのよ、矢吹くん。あなたが」の告白。ジョーが「リングでは世界一の男が待ってるんだ。だからいかなきゃ・・・」(; ;)ホロホロ 私の中では、あのいつも強気の白木お嬢様が涙する、忘れられないシーンの一つだ。
そして、ホセとの最後の死闘が始まる。こんにゃく戦法、クロスカウンター、トリプルクロスと様々な戦法が炸裂するも、試合は最終ラウンドでも決着付かず判定へ。グローブを外し、白木ヨウコに渡すジョーが「あんたにもらって欲しいんだ」と言い残し、リングサイドでうつむき、笑みを浮かべながら椅子に腰掛けている。試合結果「勝者 ホセ」のアナウンスが流れ、段平が「残念だったな」とジョーを見て「ジ、ジョー?」「ジョォーーーーー!」と真っ白な灰に燃え尽きた男の最後だった。
感動、感動、また感動の名シーンの数々。単なる娯楽漫画ではない、永遠に残すべき名作といえるドラマだ。今も私の中ではこのドラマを超える作品は他にない。本当の感動を与えてくれたこの作品に感謝します。
「あしたのジョー」大好き Kontacky
posted by Kontacky at 23:13|
店長の独り言
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